商品の取り扱い上の注意事項
用途について
- 主な用途
- 衣料、鞄、服飾雑貨(帽子、手袋、アクセサリ等)、手芸、装丁、玩具、小物雑貨、店舗内装、家電、什器、介護福祉など
衣料用途を中心とした、柔らかな風合いが特徴の生地を扱っております。
用途により、必要とされる物性は異なります。必要な物性をご確認の上、ご使用をお願いいたします。
製品取り扱い上の注意事項
1.合成皮革について
- 合成皮革の特徴
- ・合成皮革は空気中の湿気や太陽光、気温の影響を受け、化学的に劣化(加水分解)し、時間の経過とともに剥離やべとつきなどの傷みが徐々に発生しやすくなります。
- 原反保管
- ・高温、多湿、直射日光の当たる場所での保管は避けて下さい。
- ・イゲタ積みや壁への立て掛けをしないようにして下さい。生地にシワなどが発生する原因となります。
- 濃淡色の組み合わせ
- ・汚染、色移行の原因となりますので、濃淡色を組み合わせての使用は避けて下さい。
- 裁断
- ・裁断の際には、延反後十分にリラックス(放縮)を行い、同一方向に型入れを行って下さい。
- ・裁断の際には、キズ部分は必ず取り除いて下さい。補修は極めて困難です。縫製後の責任は承っておりませんのでご了承願います。
- ・生産ロットにより、色や風合いに違いがある場合があります。反内縫製をして下さい。
- ・裁断後は同カラー、同ロット別で折りたたまずに保管して下さい。
- 縫製
- ・ミシン針はできるだけ細番手の新しい針を使用して下さい。
- ・基布にニットを使用している商品につきまして地糸切れが発生しないよう縫製して下さい。
- アイロン
- ・アイロンをかける必要がある場合は、裏側より当て布をして110℃以下でかけて下さい。
- 製品保管
- ・高温、多湿、直射日光を避け、乾燥状態を保つようにして下さい。
- ・色移行の原因となりますので、製品同士の皮膜面を接触させないようご注意下さい。
2.エコファーについて
- エコファーの特徴
- ・シープ調のエコファーはポリエステルの細い糸を絡ませて丸い形状にしております。強い摩擦はピリングや毛寄れの原因となります。
- ホツレ防止
- ・エコファーの裁ち端は毛並みがほつれやすく、他へ付着する場合があります。ホツレ防止のため、裁断後は早い段階で端始末を行って下さい。